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朗読劇とドラマ・リーディングの違い・・・。

おはようございます〜〜〜!
すっかり秋めいて参りましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか〜?

まずは先日の東京オペラシティ 近江楽堂に足をお運びくださった皆さまへお礼を申し上げます。
本当にありがとうございましたm(._.)m

今回終わってみて、一番感じていることは・・・。
自分の表現が〜とか精度がどうこうということからまったく切り離れたところでの感覚、
作品のもつ大願成就、満願成就といった感覚が大きく感じられ・・・。

自分一人の達成感とか脱力感とかでもなく、
いつもながら、目にみえない領域の理屈を超えたものなので、言葉にするのは難しいのですが、、、(≧∀≦)

そこで得た感覚をなぞることや求めることから離れて、今日からまた新たな気持ちで進んでいきたいと思います!

ほんとうにありがとうございました。


さて、今日は朗読劇とドラマ・リーディングの違いについて、かねてから生徒さんの質問も多かったので、私なりの見解をこちらに書いておきたいと思います。(^-^)

今回の私の出演が
ドラマ・リーディングと言いまして、朗読劇ともまた違ったスタイル、いわゆるリーディングと呼ばれるスタイルでの取り組みでした。
ただ私が2年前に演劇として、演らせていただいた作品だったこともあり(2015年7月18日のブログをご覧ください)仕上がりがほぼ演劇に近いものとなってましたが、、、。

私が初めてリーディングというスタイルに出会ったのは今からちょうど20年ほど前、
その時はシェイクスピア作品をrehearsed reading リハースト・リーディングという英国式のスタイルでした。


それは、衣裳は黒衣が基本、
役の象徴になる装飾だけを施し、
台詞は入っていて、美しく立ちながら、台本は確認として持っているだけ(私はほぼ持っているだけでした)台本を離せば演劇に近いスタイルです・・・。

リーディングの醍醐味は
ドラマの中心、骨格のようなものが、言葉だけでしっかりと作品世界が立ち上がるといったところでしょうか・・・。

けして、演じる側が台詞を覚えなくていいからとか、演劇よりも簡略化できるからといったことではないのです。

むしろ、演じる側の存在というよりは、言葉を中心として表現していくことを要求されます。


日本ではまだリーディングに関しての定義が曖昧なのですが、
私がここ5年の間に演らせていただいた朗読劇やリーディングだけでも様々な形があり、またいろんな可能性を秘めている表現のスタイルだなぁと実感してます。

朗読劇は
譜面台を立てて、そこに台本をおき、言葉だけでお話をすすめていくスタイルもあれば、

衣裳は黒衣、
黒い表紙の台本に目を落とし、
ずっと台本を目で追いながら、
台本との距離感で台詞を言葉にしていきながらも、
人物の関係性を明確にみせるために、動いて台詞を話していくスタイルもあります。

相手役との関係性ではなく、言葉だけで世界を繰り広げていく感じでしょうか・・・。

ドラマ・リーディングは朗読劇やリハースト・リーディングの要素が強い時もありますが、
役の衣裳を着て
台本に目を落としながらもしくは、確認しながらも、どこか相手役との距離感を感じ、動きながら、台本ですら小道具になるときもあり、
言葉や活字から自由になる瞬間もあり・・・。

今回はこのスタイルに近かったように思います。(^-^)

これといった定義が曖昧なことも日本人の良さでしょうし、
その良さがリーディングの可能性を拡げるんでしょうね。

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございましたー。

みなさん、芸術の秋、実り深い秋をお迎えくださいね〜〜!


内田里美

写真
三島由紀夫作 近代能楽集 弱法師 桜間級子役

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(2017年10月10日(火) 10:10)

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この記事を書いたコーチ

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