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紙一重、表裏一体、色即是空

役者にとって必要な要素の一つとして、≪経験≫というものがあります。

演じる際のヒントとしてこの経験が豊かであれば、これを活かすことが可能です。また、細かな部分の表現に役立ちます。

とすると、人生経験の浅い若者は不利なのか?



とも言い切れないのですよ。



この≪経験≫ってやつはともすると、≪想像力≫を奪っていくことがあります。
そして柔軟性も失うことがあります。怖いですねェ。



若者は≪経験≫こそ不足していますが、それを補う≪想像力≫が豊かな時期です。(のはずです)好奇心があればそれは≪想像力≫を呼び起こすのです。
一方で≪経験≫の無さは細部を再現することを困難にします。
漠然としたイメージだけでは深みのある演技になりません。



当然、どちらか一方が突出していたのでは表現に限界が早く訪れます。
双方バランスよく使い分ける能力が求められますね。


この、≪経験≫と≪想像力≫は一枚のカードの裏表だと思えばいいでしょう。

片方ばかりに力を注いだり、逆に手を抜いたりすれば、カードの魅力は激減します。



プロスポーツ選手も、普段使わない筋肉を使ってバランスを整えながらトレーニングしているそうです。考え方の参考にしてください。

 

(2016年11月21日(月) 9:40)

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