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野外劇について(6)

建て込みの前に安全会議が催された。

野外劇にはじめての劇団がほとんどなので、テントの説明や単管等の資材の説明、建て込み時の注意点や危険な行為等についての会議である。
もし重大な事故が発生したりすればラフレシア円形劇場祭の中止になるかもしれない。
またそれだけにとどまらず、大阪で野外劇を続けている劇団の存続にも影響する。
大阪は野外劇のメッカである。
その土壌を根本的に崩しかねないのである。

会議の席上、せっかくの野外なのでやりたいことはたくさんあるはず。

「うちは水を使います」と劇団大阪新撰組の座長が言った。

くじら企画からは「火を使います」という声。

「他にありませんか?」と進行役が聞いた。
「あのう・・・うちは、ですね」と劇団ARKの代表が手を上げる。
『やはりなにか考えていたか・・・』と全員が振り向く。
「なにやるんですか?」
「うちは火薬を使った爆発があるんですが・・・」
「…………………」

『何言うとんねん、こいつ?』という空白の間がある。

「・・・花火、ですか?」
「まあ、ほんまもんの火薬は手に入らないんで、分類的には花火のたぐいです。あ、ちゃんと免許を持った特殊効果さんが来ます」

『大丈夫かいな、ほんまに?』という声が聞こえてきそうな雰囲気の中、ARKの代表はみんなの反応が嬉しくてニコニコ微笑んでいた。

彼の頭の中にはムービングライトとダンス、爆発とオバカな連中が奏でる祝祭劇しかなかったのである。

そして、実行委員一人一人は野望を胸に秘めながら、建て込みへと突き進んで行くのだった。

2003年4月19日。
大阪・南港は曇りのち雨。
総勢80名ほどの人員を配置してラフレシア円形劇場祭の建て込みが開始された。
タイムテーブルは目一杯。
その日中にテントが建てられ、照明が吊り込まれねばならない。
前夜祭がその当日に組み込まれているからだ。
そして、これから9週間にわたった9劇団による演劇祭の開幕である。

はてさて、どうなることやら・・・。

<続く>

 

(2015年3月22日(日) 19:48)

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この記事を書いたコーチ

自らの劇団にて若手を指導。映画にも携わった舞台・映像演技のエキスパート

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齋藤勝 (演技)

梅田/大阪・天王寺・京橋・天満・萱島・大和田・西三荘・天満橋・北浜・淀屋橋・心斎橋・...

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