全国5万人が受講している「サイタ」

演技学校・レッスン

演技学校・レッスンを選ぶ

初回60分無料体験OK

まずは60分の体験レッスンからスタート。
無料で実際のレッスンを体感できます。

月々4,900円〜の低料金

先生ひとりじめの個人レッスンを、この価格でご提供。レッスンは全てプライベート形式の60分間です。

通わない月は0円

曜日と時間を選べるので、
無理なくマイペースに通えます。

詳しくはこちら

趣味の習い事演劇スクール演技大阪 さいとうの演技学校 スクールブログ 野外劇について...

野外劇について (2)

「大変ですよ、野外は」
「そうなの?」
「だって泊り込みもあるし」
「何、それ?」
「誰もいないと機材が盗まれるんですよ」
「なるほど」
「それに、場所がほとんど公園でしょ。場所の制約もあるんです」
「ふーん」
「お金、かかりますよ」
「どうして?」
「テントとか照明・音響機材なんかは全部借りてくるんでしょ」
「そうなるわな…」
「大体、劇場でやるよりも3倍くらいの費用がかかるんじゃないかな」
「そんなに?」
「だって、何もないところに劇場を建てるんですもの、あたりまえでしょ」
「……」

当初、野外でやるのは簡単に考えていた。
大変だ。
おいそれと簡単にはいかない。
(現実には問題はもっとあることにしばらくして気がつく)

それでも野外の夢を捨てきれずいろいろと考える。
・テントが必要なら青空の下でやればいいじゃないか。
・照明が必要なら太陽の下でやればいいじゃないか。
・音響は…いるかな?
・雨が降ったら…、傘でもさすか…。
・うーん………………

その後、楽市楽座のジェットゴースター(1999・10)を観た。
このときから楽市楽座のラフレシアは円形舞台になっていた。
本番中に地面(アスファルト)にアルコールをまいて火をつけていた。
「あれを、パンチの上でやったらどうなんのかな?燃えるかな?」と考えた。

うちの劇団公演「しんこうべさん」ではでホールをとことん使ってやろうと画策した。
結果、ホリゾント前の上手から下手へ1本の花道をしき、上手の花道から下手客席後方へ向って花道をしく。
丁度、7の字の花道がゼロに出来あがることになる。
その斜めの花道上に3間四方の舞台を作り、その周りを客席がくるという舞台設計である。
その舞台上に砂をまき、石のお地蔵さんを配した。
笹と雑草が舞台に配される。建て込みをのぞきに来たホールの担当者から
「いい舞台ですね」
と言われた。
(翌年の舞台美術賞をもらう)

本番ではそのお地蔵さんの前でアルコールをまいて火をつけた。
大丈夫。
ちゃんと養生しておけば怖がることはないです。
青い炎がゆらめき、亡き子供の供養となる。

演出として一番おもしろかったのは、
砂をまいたおかげで登場人物の足音が聞こえるのである。
履物は下駄や草履だから『じゃりっ、じゃりっ』と砂を踏みしめる足音が聞こえる。
あれは感動もんだった。
それぞれの人生を軌跡を足音や足跡で表現したかったためである。
劇場では足音を消すためにパンチカーペットが敷いてあるためこうはいかない。
実は野外でも外の雑音に消されて足音は聞こえないそうである(状況によりますが)。

この公演ではホール内に砂をまくやら
火をつけるやら。。。
やりたい放題の本番だった。
(これで水をまいたら最悪かも、、、)
と思っていたら、
舞台監督が客入れ間際に水をまいていた。
砂埃が立つので、それを抑えるためだ。
しかし照明が入るのですぐに乾いてしまう。

さて、ここまできたので後は野外劇を実際にやってみようかな、
という気にあなたもなってきたでしょう???

<続く>

 

(2015年2月26日(木) 9:20)

前の記事

次の記事

この記事を書いたコーチ

自らの劇団にて若手を指導。映画にも携わった舞台・映像演技のエキスパート

さいとうの演技学校
齋藤勝 (演技)

梅田/大阪・天王寺・京橋・天満・萱島・大和田・西三荘・天満橋・北浜・淀屋橋・心斎橋・...

ブログ記事 ページ先頭へ